カテゴリ:コラム



生産管理 · 2025/06/02
日本の金型メーカー数は、2000年と比較すると現在約1/3に、従業員数は30%減り、減少の一途をたどっています。しかし、金型は日本の製造業にとってはなくてはならない産業です。

QCテーマ『問題にするかしないは人しだい』
品質 · 2010/02/25
居酒屋で、杯片手に会社のことを肴にしている人達をよく見かけます。お酒が進むほど会社の品質問題などを激論していますが、翌朝になると何を話したのか忘れていることが多いようです。 品質問題はすべての人にとって問題であるとは限りません。その人にとって問題と思えても、他の人にとっては何でもないこともありえます。「問題がある」のではなく、人が「問題にする」ことによって「問題になる」のです。  人は自分の感じた問題と向き合い、何とかならないだろうかと考え始めたとき、心の中には問題意識が生まれていますが、自分の意識の中にあるだけでは解決できません。品質問題を解決するには、具体的なアクションが必要です。自分が解決すべき問題を具体的に考え、アクションを起こし始めたとき、その「問題」は、その人にとって、課題になります。   時間、人、お金など限られた制約の中で、すべての品質問題・課題を解決することは現実的ではありません。そこで、品質問題・課題に取り組む必要性、品質問題が解決したときの貢献度などの観点からQCテーマを絞り込みます。

原価低減が会社をダメにすることがある
原価 · 2010/02/22
会社の利益は「売上高-原価=利益」の算式で計算でき、利益を増やすには売上を上げるか原価を下げるかどちらかです。営業不振に陥ると勢い原価低減に走りがちですが、赤字製品の廃止やコストダウンでサービスが低下すると会社をダメにすることがあります。  かつて、弊社にエビの冷凍加工をしているS社からコストダウンのコンサル依頼がありました。 S社の製造原価の材料費比率は88%で付加価値のない製品でした。 付加価値とは外部購入費と売値との差額で、通常は外部購入費の倍が売値です。付加価値から労務費、経費を払った残りが利益なので、付加価値の少ない製品は利益が残りません。こうした会社で利益を出すには、図①原価低減より図②高付加価値製品・事業へのシフトが大切です。早速、テーマは原価低減から新製品開発に変わりました。半年後、エビの冷凍加工の仕事は低賃金国に移ってしまい、新製品の開発が遅れていればS社は倒産するところでした。益のないこと、役に立たないことをムダと言い、原価低減はこのムダに適用したいものです。