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品質の水先案内人、それは工程能力

 あるメーカーに丸いモノを千個発注してみると六角や八角のモノが混ざっていました。メーカーへ連絡すると営業マンがやってきて、「当社基準によればこれは全て丸の判定です」とのこと・・・・・・。

もし、自動車のタイヤが三角形だったら、イヤホンのジャックがいびつだったら製品としては使えません。製品として使うモノには、形や寸法、重さなどの規格値があります。 規格値には、①家電製品の電源のように下限値(AC100V)から上限値(AC240V)を示すもの、②ノートパソコンのバッテリー駆動時間のように上限値を示すもの、③化粧品の容量など下限値を示すものがあります。

  自社で作っている製品が規格値を超えると製品が正しく機能しなくなったり、クレームが発生したりします。クレームを防止するには、出荷する製品が規格に入っていることを保証することです。それには、製品を作る工程を安定状態に維持し、規格値がどの程度確保できているかを常に把握する必要があります。

 規格値に入る製品を作る力が工程能力であり、これを見える化した指標を工程能力指数といいます。メーカーで作っているものにはばらつきがあり、ばらつきが大きくなると規格値を超えてしまい、クレームに結びつくことがあります。工程能力指数は、工程に異常が発生しばらつきが大きくなると、数値が変化して異常を警告してくれる水先案内人です。


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