あなたの仕事のリスキリングとは?-生産管理ではどのようなスキルが求められていますか 2回目-

2回目は、あなたのスキルを診断する診断表についてお話しします。

 

スキル診断表の構成

 生産管理に必要なスキルを「スキル診断表」にまとめてみました。スキル診断表は、下図のように横軸に生産管理のレベル、縦軸に構成範囲からなっています。

レベルは生産管理に関するスキルの深さで初級レベルから上級レベルまで5段階あります。構成範囲は、生産管理に必要なスキルの範囲で「見える化」「システムとデータベース」「生産計画立案」「在庫管理」「工程管理」「購買・外注管理」「製造部門支援」からなっています。

 

 

 

■生産管理のスキルレベルとは

 生産要素には「人、資材、情報、設備、エネルギー」の5つがあります。この中で生産管理は「資材(材料)、人、設備」を最適に組み合わせ、製品の納期をより安いコストで実現する業務を担当します。

 生産管理の初級レベルは「納期を守れる」「物量値で材料を管理できる」、中級レベルは「基準を決めて材料・人・設備が管理できる」「管理システムを統合して管理できる」スキルです。上級レベルは、「環境の変化に対応して管理できる」スキルになります。

 

 

 

 

 

■生産管理のスキル構成範囲

 生産管理の最終的な指標は、下図のようにアウトプットは顧客が満足する納期と、インプットは安いコストに区分されます。

 

生産管理は顧客が満足する納期通りに製品を作る、というアウトプットに目が向き、納期を安いコストで作り出すという、インプットの面からの追求がおろそかになりがちです。

 製品を安いコストで納期通りに生産するために必要な生産管理の構成範囲は、「見える化」「システムとデータベース」「生産計画立案」「在庫管理」「工程管理」「購買・外注管理」「製造部門支援」です。

 見える化は生産管理の出発点であり、生産方式、納期、在庫などが見えていないと対策の打ちようもありません。また、業務の仕組みとして生産管理を展開するには、システムとデータベースが必要です。モノづくりに必要な計画や材料、部品の手配などはBOM(Bill of Materials:部品表)を活用して必要な材料、部品の所要量を計算するMRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)などは代表的なシステムです。

 

 

 

■あなたのスキルを診断

 生産管理のスキルレベル、構成範囲に該当するスキル項目を整理すると下図表のスキル診断表になります。 この診断表であなたのスキルが診断できます。該当するスキルがあれば□にチェックを付けて下さい。(診断表はダウンロードして下さい)

 

3回目は、スキルアップに必要な研修体系についてご説明します。お楽しみに・・・