ニーズに合わせた研修カリキュラムを作成します


標準カリキュラム(生産管理)

レベル  初級レベル1 初級レベル2 中級レベル3 中級レベル4 上級レベル5
構成範囲 
納期を守る


物量値で
材料を管理
MRP
基準を決めて
材料・人・設備を管理
MRPⅡ
管理システムを
統合して管理
ERP・SCM・VCM
変化に対応して
管理する
スマートファクトリー
見える化 生産方式の特性 リードタイム・
在庫の見える化
のアプローチ
生産方式の特性とリードタイム・
在庫の関係
リードタイムと
在庫からみた
モノづくり作戦
マス・カスタマイズ生産に果たす
生産管理の役割
 生産管理と生産方式が見える
 納期が見える
 在庫が見える
システムとデータベース 生産管理システムの機能と領域 所要量展開による材料手配 負荷計画と連動した
生産管理システム
ERPにおける
生産管理システム
ECM・SCMVCMの
統合システム

 生産管理システム
 標準時間設定システム
 部品表・工程表
 標準時間・標準原価
 リードタイム
生産計画立案 正しい納期回答と
生産計画
生産計画の種類と相互関係 生産計画と
負荷計画
生販在が連動した生産計画 AI活用の生産計画立案モデルを構築する
 需要予測・生産計画
 負荷調整・人員計画
 日程計画
在庫管理 在庫を持つ
長所と短所
在庫管理のABC分析と発注方式 基準在庫を
設定する
変化に対応する
在庫を設定
デジタルツインを活用したスマートファクトリーにおける生産管理

スマートファクトリ-を実現するための搬送の自動化ポイント
 製品在庫計画
 材料・部品在庫計画
工程管理 生産管理は
納期管理に始まる
納期を管理する
納入達成率

物流・運搬を
見える化する
工数・設備効率管理システムと進捗管理を統合する IoTによる
デジタルデータの
取得と活用
 進捗管理
 余力管理
 現品管理
購買・外注管理 物流・運搬を
基準化する
 購買・外注計画
 納入管理
 物流・運搬管理
製造部門 管理と改善による
リードタイムの
短縮方針
管理による
リードタイム短縮
改善による
リードタイム短縮
   
 リードタイム短縮活動を支援

研修内容(例)

初級レベル1:納期を守る


対 象 者
生産管理、工程管理、在庫管理、資材・購買、製造、情報システムの一般社員

ね ら い
生産方式の特性と生産管理の基礎知識、納期と在庫の関係、在庫を持つことの長所と短所などを学び、遅れ対策や遅れの再発防止策について習得します。


内  容

  1. 1.生産方式の特性
     ・見込生産と受注生産
     ・プッシュ生産とプル生産
     ・リードタイムと在庫の関係
  2. 2.生産管理システムの機能と領域
     ・生産計画、在庫管理システム
     ・工程管理、外注管理システム
  3. 3.正しい納期回答と生産計画
     ・納期を回答する
     ・納期を守る計画の作り方
  4. 4.在庫を持つ長所と短所
     ・在庫で納期を確保
     ・在庫で負荷変動に対応
  5. 5.生産管理は納期管理に始まる
     ・遅れ対策に結びつく実績データ
     ・アクション会議の進め方
     ・遅れの再発防止策
  6. 6.管理と改善による
     リードタイムの短縮方針
     ・リードタイムの分析手法

初級レベル2:物量値で材料を管理(MRP)


対 象 者
生産管理、工程管理、在庫管理、資材・購買、製造、情報システムの一般社員~管理者

ね ら い

物量値で材料や仕掛品を管理するのに必要なMRP(資材所要量計画)と在庫管理の基礎、リードタイムや在庫の構成分析、日程計画の目的と作り方などを習得します。


内  容

  1. 1.リードタイム・在庫の見える化のアプローチ
  2.  ・リードタイムの構成分析
  3.  ・在庫期間、在庫回転率
  4. 2.所要量展開による材料手配
  5.  ・基準生産計画と所要量展開
  6.  ・品目データと構成データ(BOM)
  7.  ・工程データ、設備データ
  8. 3.生産計画の種類と相互関係
  9.  ・大日程~小日程計画の目的
  10. 4.PERT・CPMによる日程計算のやり方
  11.  ・最早日程と最遅日程
  12.  ・余裕日数とクリティカルパス
  13. 5.在庫管理のABC分析と発注方式
  14.  ・定期発注方式と定量発注方式の使い分け
  15. 6.納期を管理する納入達成率
  16.  ・顧客、社内、仕入先の納入達成率
  17.  ・納期管理の帳票
  18. 7.物流・運搬を見える化する
  19.  ・工程別に活性指数を把握
  20. 8.管理によるリードタイム短縮
  21.  ・小ロット生産

中級レベル3:基準を決めて材料・人・設備を管理(MRPⅡ)


対 象 者
生産管理、工程管理、在庫管理、資材・購買、製造、情報システムの一般社員~管理者

ね ら い

材料・人・設備を管理する基準値について習得します。具体的には、材料の基準在庫量の設定手順、人と設備の標準時間を活用した操業計画やネック工程の活用計画などです。また、改善によるリードタイム短縮方法について解説します。


内  容

  1. 1.生産方式の特性とリードタイム・在庫の関係
  2.  ・生産形態の分類と生産方式
  3.  ・3つの生産方式の特徴
  4. 2.負荷計画と連動した生産管理システム
  5.  ・MRPからMRPⅡへ
  6.  ・負荷計画に必要なデータベース
  7. 3.生産計画と負荷計画
  8.  ・標準時間で負荷を計算
  9.  ・必要人員、設備シフトを決定
  10. 4.ネック工程を活用する計画
  11.  ・仕掛在庫の活用
  12. 5.基準在庫を設定する
  13.  ・安全在庫の設定
  14.  ・経済発注量の設定
  15.  ・基準在庫との差異分析
  16. 6.工数・設備効率管理システムと進捗管理を統合する
  17.  ・人、設備実績を把握する
  18.  ・人、設備の評価システムの作り方
  19. 7.物流・運搬を基準化する
  20.  ・経済運搬ロットを算定する
  21.  ・運搬効率を向上する
  22. 8.改善によるリードタイム短縮
  23.  ・同期化生産
  24.  ・段取改善

中級レベル4:管理システムを統合して管理(ERP SCM・VCM)


対 象 者
生産管理、工程管理、在庫管理、資材・購買、製造、生産企画、情報システムの一般社員~管理者

ね ら い

技術、生産、販売、在庫が連動した管理システムの基礎と実践方法について習得します。その内容は、CAD見積システム、需要予測の方法、コストが安い生産計画の作り方、変化に対応する在庫の設定方法などです。また、デジタルデータの活用方法についても解説します。


内  容

  1. 1.リードタイムと在庫からみたモノづくり作戦
  2.  ・リードタイムから見た基本戦略
  3.  ・リードタイムから在庫を考える
  4. 2.ERPにおける生産管理システム
  5.  ・ERPの機能と領域
  6.  ・CAD見積システム
  7.  ・CAD情報とBOM
  8. 3.生販在が連動した生産計画
  9.  ・需要予測できる製品とできない製品を選定
  10.  ・コストが安い負荷・能力調整施策
  11. 4.変化に対応する在庫を設定
  12.  ・変動発注点を設定
  13.  ・動的ロットサイズ
  14.  ・在庫費用を最適化する在庫配置
  15. 5.IoTによるデジタルデータの取得と活用
  16.  ・ビックデータの生産管理への活用と課題
  17.  ・ビックデータのデータベース化
  18.  ・納入データのブロックチェーン化

上級レベル5:変化に対応して管理する(スマートファクトリー)


対 象 者

生産管理、工程管理、在庫管理、資材・購買、製造、生産企画、情報システムの一般社員~管理者、デジタル化に関係する担当者・管理者


ね ら い

デジタル環境に対応したスマートファクトリーに必要なデジタル技術とデジタル時代の生産管理に必要な基礎知識について習得します。また、ビックデータ分析の実践ポイント、デジタルエンジニアリング環境の活用事例などを紹介します。


内  容

  1. 1.マス・カスタマイズ生産に果たす生産管理の役割
  2.  ・顧客要求納期と供給可能納期
  3.  ・在庫設定はデカップリングポイント
  4. 2.ECMとSCM・VCMの統合システム
  5.  ・CPSとデジタルツイン
  6.  ・デジタルエンジニアリングとBOM
  7. 3.AI活用の生産計画立案モデルを構築する
  8.  ・ビックデータ分析の基礎と実践
  9.  ・デープラーニングモデルの構築
  10. 4.デジタルツインを活用したスマートファクトリーにおける生産管理
  11.  ・デジタルツインの活用ポイント
  12.  ・生産管理のモデル化と管理ポイント
  13.  ・DXのためのIoTデータの活用
  14. 5.スマートファクトリーを実現するための搬送の自動化ポイント
  15.  ・AGVの活用ポイント
  16.  ・調達、物流の最適化


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